インフルエンザ予防接種が始まりました
こんにちは、赤塚幸クリニックです。
当院では10月より透析で通院中の患者さんに、インフルエンザ予防接種を開始しています。今年は以下のような流行状況を踏まえ、早めの接種を行っております。
※当院では現在、一般外来の診療は行っておらず、一般の方への予防接種は実施しておりません。
・東京都では、9月22日から9月28日(第39週)までの都内定点医療機関からの患者報告数は1.96と、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超え、昨年よりも1か月以上早く、都においてもインフルエンザが流行シーズンに入ったと報じられています。
出所:東京都感染症情報センター
・都内のインフルエンザ定点医療機関からの10月20日から10月26日(第43週)の患者報告数が10.37人となり、都の注意報基準を超えました。例年より早い段階で感染の広がりが認められています。
出所:東京都感染症情報センター

このように、 “流行開始期が早め” の傾向が見られており、透析患者さんにおいても「いつもの年より早く予防体制を整える」ことが重要です。
透析を受けている方は、健康な方に比べて免疫力が低下しやすく、一度インフルエンザにかかると重症化しやすい傾向があります。
また、発熱や食欲低下により体液バランスが崩れやすく、透析スケジュールにも影響が出ることがあります。
そのため、透析患者さんにとってインフルエンザ予防はとても重要です。
ワクチンを接種することで、インフルエンザの発症リスクや重症化の可能性を大幅に減らすことができます。
透析患者さんも、基本的には一般の方と同様に接種が可能です。
特に今年は例年より流行の立ち上がりが早いため、体調や透析スケジュールに合わせて、できるだけ早めの接種を心がけましょう。
これから寒くなる季節、体調を崩しやすい時期です。
今年の東京都のデータから見ても、インフルエンザの流行は例年より早めに進む兆しがあります。
日頃の手洗い・うがい・マスク着用に加え、予防接種でしっかり備えましょう。
皆さまが安心して透析を受けられるよう、スタッフ一同サポートいたします。
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